身に付くのは3回目位から

6年生クラスで、夏休みから2学期にかけて扱った問題のうち、正答率が低かったものだけまとめてテスト形式で演習している。予告済みだったが一部出来が悪い。
算数は、一回目に間違えた問題は、解説を聞いたり、解答を見たりしただけで二回目にすぐ出来るということはほとんどない。解答・解説によって一旦わかったつもりになるのだが、いざ自力で最初から最後まで解くとなると大変なのだ。とにかく、自力で解けるようにしっかりと解き直すことが大切。
入試が終わった後、問題をもって生徒たちがロジムに戻ってきますが、「やったことがある問題ばかりだった」と驚きの声が多い。新傾向の問題など手詰まりの状況だからあたりまえなのだが、いざ採点すると細かいミスが多いことがある。これが合否を分けるのだ。
卒業後、参考書を寄付してくれる生徒は多いが、「繰り返していないので綺麗なものが多い」脇見運転タイプはあまり結果が良くない。
良い話としては、宿題や個別の課題を一番頑張って来た生徒が一気に伸びてきた。学問に王道なし。