苦手なのではなく

図形、場合の数、速さと比
は苦手だという人が多い分野ですね。そもそも得意だと言える人はいないでしょう。
これらの分野の問題は、そもそも解くための糸口を見つけることが難しいのです。
「情報を整理して処理する」という段階に辿り着けないのですね。
対策は2つ
(1)簡単な問題を大量にこなす
(2)1問1時間位かけて試行錯誤する機会をもつ

どんな難しい問題も最後のステップは(1)で身につけた定石になっています。しっかりと身につけた定石をあーでもないこーでもないと組み合わせる練習が(2)ですね。
(1)は階段をのぼる練習、(2)は崖をのぼる練習です。
(1)の延長に(2)はありません。よく、「難しい問題だとすぐに解く気をなくしてしまうんです。」という過保護なママからの相談を受けますが、放っておきましょう。助けて出来た気になってママは充実感、本人は勘違いというのがオチです。
「放っておく」というのは実は重要な指導の一つです。一旦あきらめて、数日、数週間経って再度考えるというプロセスでも学んでいることは多いのです。

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