教室の日常風景から 学力のうちマインドが占める割合

先日、雑誌記者の方がロジムに取材に。

授業をひと通り見学されたのち、5年生の算数の授業で入試問題を演習形式でやっている様子に目をとめていらっしゃいました。生徒の採点の手元をみると、90点といった数字が見えるので「すごいですね、5年生でもう入試問題やっちゃうんですか?」とのこと。

確かにそうですよね。大したもんです。科目や教科によるとは思いますが、多くのロジム5年生は明日入試を受けに行っても合格点をとって帰ってきます。

思うんですが、ロジムの生徒だろうがなかろうが、本当は5年生の範囲を終えれば入試で合格点を取ることは可能です。しかし、「まだ5年生だから」「まだ習っていない分野があるから」という精神的なストッパーにより、なかなかスコアがでないというのが現実です。「できっこない」と思い込んでほんとにできないってやつです。

その点、ロジムの生徒は低学年時から、「習っていないことを既存の知識の組み合わせで解く」ということにとても慣れています。

「÷」という記号や「割り算」という言葉を習う前から、「物事を分ける」「物事の中にグループが入っている」という考え方で、割り算を要する問題にあたっています。

「✕」という記号や「かけ算」という言葉を習う前から、「物事が何セットある」「何回足しあわせてる」という考え方で、かけ算を要する問題にあたっています。

ほぼ全科目で、そんな感じです。ですから、たとえ中学・高校の問題を与えられても多くの生徒は奥せず、そして「どうせ色々組み合わせればできるんでしょ」というマインドで問題に当たります。
学力のうち、マインド面や、問題に対する姿勢ってとても大きな割合を占めるんだなと。つくづく思いました。

大人だってそうですね。今日もたくさん勉強したいと思います。
手前味噌ですが野村インタビューです。
http://www.lojim.jp/interview/2.html