小学生の「ロジカルシンキング」では先ずは「シンキング」に慣れることが大切です。具体的には仮説思考。100%ではないけれどある程度の分析で答えを出してみてそれを他人にぶつけてみる。マルかバツかがはっきりした問題にどっぷり使っている日本の子供は「ある程度」を発表するのに臆病です。「ある程度」はバツになる世界で生きているから。「何で景気を回復させるのに物価を2%上げようとしてるんだろう?」など保護者の方が答えを分からないものでも積極的に話題にして、とりあえず色々分析してみるという体験、そしてとりあえずの分析行為自体を褒めてもらえるという成功体験をご自宅で掴んでもらえればと思います。保護者の方こそ肩肘張らずに。