何かをしたい理由より、それをしていない要因を考えよう

先日東京大学の学生団体主催のイベントに卒業生として参加してきました。
(その団体に所属していたわけではないです)
ロジムが駒場に教室があったころは、ちょくちょく散歩していた駒場キャンパス、久々に散策できて面白かったです。やはりキャンパスは緑が深いほうがいいと思います。

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イベントのテーマは「留学」で、「留学に興味はあるけど、迷っている学生が情報を得るために、留学経験のある卒業生にいろいろ話を聞く」というものでした。パネルディスカションとグループワークみたいな。

学生さんたちの話を聞いてて「え、じゃあなんで留学いかないの?」「え、じゃあ行けばいいじゃん、なにが障壁?」というシーンがあまりに多くて驚きました。

多くの学生さんは、留学したい理由、留学をするべき理由を必死に考えて飾り立てますが、もうそれはみんな一緒だし、はっきりいってそんな理由どうでもいいわけです。留学行く理由なんて、キャリアに箔をつけて、語学できるようになって、ついでに人脈もできれば御の字くらいが正直でよいです。正直留学するとカッコいいからくらいが大多数の本心です。考え方がどうとか視座がなんとか振り返ってはじめていうことで。

なので、留学したい理由でなく、なぜ自分が留学を今思いとどまっているのか、悩んでいるのかそっちを考えたほうがよいです。

留学に限らず、いろいろ悩む場面は多いと思いますが、なぜそれをやりたいのか、でなく、なぜそれを今やらないのか、もうすでにやっていないのか、という視点でものを考えるのは問題を解決するのにとても役立ちます。

よく格言で、「できない理由を考えずに、できるようにする方法を考えよう」といいますが、まず自分が何につまずいているのか考えないと、その解決策なんて出てこないのでは・・・

とりえず、留学したい、起業したい、いろいろ相談めいたものを受けますが、
「え、しなよ、何が障壁?」という問いかけに整理して答えられない方が多いという感覚があります。

まあ整理して答えられる人は、相談する意味はない(実行あるのみ)なので、そもそも相談にきませんが。

まああれですよね、
「別に相談してるわけじゃなくて、うだうだ話を聞いてほしいだけだから黙ってきいてて」ってのもよくある話ですが・・。

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