おはようございます。気持ちはおちついていますか。緊張するなといっても無理かな。
いつも横になるとのびたのようにすぐ寝てしまうぼくですが、毎年この日の前の晩だけはなかなか寝付けません。今までのいろんな日々が反芻されてよみがえります。
ついに2月1日がやってきました。初めて会った君達もずいぶん大人の顔になりました。それでも、まだ12歳の君達には大きすぎる重圧がかかっているかもしれません。
そんなときはゆっくり今までのことを思い出してください。スランプに悩んだこともありました。間々ならない体調不良にさいなまされたこともありました。やりたくもない、果たしてどんな意味があるのかもわからない茫々たる暗記に心が折れそうになることもありました。
厳しい現実に向き合って、それでも尚、前に進む意志をもって歩んできた君達は強い。
畏れも不安も緊張もあっていい。その中で今ある君たちを、君たちの思いのたけをぶつけてきてください。胸をはって最後まで一生懸命に手を動かしてきてください。それだけでいい。
君達は一人ではありません。君達の横には今まで君達を支えてくれた家族がいます。たいしたことはできないけれど、僕達だっています。小さな肩に背負いきれないものはちょっとぐらい、周りの大人に預けて、ただ目の前の夢をおいかけよう。
そして、全部を出し切ったら、また、胸をはってロジムに帰っておいで。