算数では、各授業の「復習」が宿題として指示されていると思います。
4年生、5年生は授業で取り組んだ見開きの「練習問題」をすべて30分以内に解ききれるようにすることが必須です。(目標ではありません。必ず出来るようにして来て下さい。)
ポイント1
全問を30分で出来るようになるまで、全問セットで繰り返し取り組んで下さい。簡単だと思う問題でも正確に、素早くこなすこと。全問のセットに取り組むことで、各問ごとに頭を切り換える、時間内に見直しをする優先順位を考える、などの重要な力も養えます。
ポイント2
出来れば見開きをコピーして1枚のテスト用紙のようにして、取り組むと良いでしょう。冊子を開いたり、ノートをめくったりというだけで集中力が下がってしまう場合が少なくありません。
4,5年生は基本的なアルゴリズムを体得する時期です。「〜回やった」「〜時間やった」ではなく、一つ一つ完璧にしていくことが必須です。
基礎がしっかりしていて伸びていった過去の生徒たちの多くは、帰宅後すぐに授業で扱った2分野について5枚位コピーをして取り組んでいました。
最近、こういった最低限のトレーニングを怠るくせに、自由と評判の有名中に行きたいと寝言を言う人が多いですが、最低限のトレーニングの必要性を理解出来る生徒が通っているから自由にしていることを理解しましょう。