いよいよ埼玉入試が始まった。千葉に引き続き、年々埼玉でもいわゆる人気校が増えてきて、厳しい受験が続く。我々も生徒の持ってくる問題、翌日の発表の心配などで、寝むれない日が続く。
でも、ここからが正念場だ。本番での経験は何よりも優る。そのための事前の入試だ。
もう一度自分の試験の状況を振り返ってみよう。
1、試験前半でとばすべきだった問題に時間をかけすぎていなかったか?
2、時間ぎりぎりまで初見の問題にこだわり、前半部の見直しをせずに終わってしまっていないか?
3、適切なもの、適切でないもの、ひとつ選ぶ、すべて選ぶ等の設問条件にチェックは入れてあるか?
4、心理的にあわてている状態のまま、一息つくこともせずに、試験を受けていないか?
などなど
もう一度、君たちが普段やっていることがその試験で、できているかをしっかり確認しよう。
特に本番中4番は意識してやるべきだ。極端な話、分からない問題が出るごとに、ちょっと不安になった気持ちを落ち着けるために深呼吸してもいいくらいだ。
冷静な気持ちで取り組めば、やるべきことは見えてくる。自分のやったことがきちんと発揮できれば、君たちに失敗はない。実力以上のものを出す必要はない。ただ冷静に、落ち着いていつもの力を発揮してきてほしい。
そして、受験後は多少疲れていても、ロジムに戻ってこよう。
次に向けて、その入試のトピックで次に生きそうなこと、などを確認しよう。
ひとつの試験において、得るものは、普段の何倍も大きい。一つの試験の確認までしてすっきりしたら、君たちはまた一歩強くなっている。
わずか後二十日あまり、最後の目標を達成したときに君たちがどれだけ成長するのか、それは今のこの時期の過ごし方次第だ。
む