こんにちは。こんなときに風邪をこじらせた中川です。
今回の災害を受けて、ニュースで聞こえてくる人々の言葉に感銘を受けました。
その言葉は、『自分達の辛さや不便さも震災地の人達に比べれば…』という言葉です。
その想いは直接この状況を打開することはできないだろうし、この状況を打開するために発した言葉ではないと思います。そこまで考えず自分の気持ちを発した言葉だから、心から訴えた言葉だからこそ胸を打つんだろうなと。そして、その強制力がない言葉は大きな波を生み人々の心に根付くのでしょう。
一人が、ほんの数人がそんな声をあげることで人の意識は変わる。
と改めて感じました。
それに比べて、駅で駅員さんに『謝罪が聞きたいわけではない。どうして動かないのか説明が聞きたいのだ』と怒鳴りつけるおじさん…。
きっと、おじさんがイラついている原因は説明が聞けないからではなく、自分の不満を晴らしたいだけなんでしょう。
いろいろと皆さん大変かと思いますが、こんなときだからこそ助け合いの精神を持ちたいものですね。