こんにちは。竹村です。
突然ですが、オノマトペ、ということばがあります。
何かの呪文のようですが実はれっきとした学術用語で、
擬声語、つまり擬音語と擬態語のことです。
オノマトピアとかオノマトペアともいいます。
わんわん、にゃーにゃー、くるくる、ぞろぞろ、
さらさら、どんどん、ねばねば、ことこと…etc
以前に日本語の特徴は擬音語擬態語の多さだと思う、と書いたような
気がするのですが、作文する際に表現の上手な子はやっぱりこういった
オノマトペの使い方が上手です。
音だけではなく、文字の特徴を活かして面白い表現を探してきます。
例えば、同じような犬の声でも
わんわん
ワンワン
わんっわんっ
ワンッワンッ
わん、わん
ワン、ワン
ちょっとひらがなカタカナなどを工夫するだけで
けっこう印象が違ってきます。少しだけ音を変えて
わぅわぅ、ガウガウ、なんてやっても面白いかも
知れません。
オノマトペでここまで遊べる言語ってそんなに
ないんじゃないかと思います。せっかく日本に生まれたのなら
ぜひいろいろと遊んでみてほしいと思います。