「……問題を寝かせているときも、頭は似たようなものをさがしている。
似たようなものを見つけたとき、わかったと感じるのだ。
これがアナロジー、推論だね。
じゃあ時間になったので、このつづきは次回。」
講義を終えた本郷ハカセは、五郎池でおにぎりをたべることにしました。
<きょうは何のおにぎりかな?……あさりだ……シャケもあるぞ>
本郷ハカセのお昼は、いつもおにぎりです。
水筒にはアイスコーヒーが入っています。
前の晩に「やなか珈琲」の「ハイランドアイスブレンド」を妻のマーシーがドリップしたものです。
「こんにちは、ハカセ」
「いやあ、白くまくんじゃないか。卒業式以来かな……元気そうだね。
きょうはどうしたんだい?」
このつづきは次回……