こんばんは。
国語の問題を解くときによく「時間がなくて」という言葉を聞きます。
そんなお子様に対しての処方箋を紹介します。
いたってシンプルですが、
とある物語や説明文を読む→その内容をなるべく詳しく話させる(簡単にまとめる)
というのを繰り返します。
イメージとしては物語なら10000字を15分くらい説明文なら5000字を10分くらい、
あとは字数に応じて比例させる。
10000字というのはひとつの目安ですが、あまり少ないと意味はありません。
このくらいのボリュームを読んで内容がすべて頭に入っていることがポイントです。
まとめるときには、箇条書きでよいのですが、「いつ誰と誰が、何をしてどうなった」
「何についての話でどういう流れでどういう結論に至ったか」
というのを図でもよいので、詳細に記すことがポイントです。
結構毎日やらないと意味がないですので、学校の朝読書の時間などを有効に
使いましょう。
物語としては、重松清さんや森絵都さんの作品、
説明文であれば「野生動物と共存できるか~岩波新書」「春の数え方~新潮文庫」
などがよいでしょう。
む