私の友人は、小学生の頃に何かする時に
「みんなしているから。」と言うと
母が「みんながしているから、いいの?」と、よく言っていたそうです。
「みんながしているなら、それは、本当に良いのか?」
小学生の頃には、なんだか面倒くさい親だなあ・・・なんて思っていたけれど
「みんながしているから、良いの?」っていう問いかけは大人になった、今の自分にも響いている、と。
なるほど、確かにみんながしているとそれが良く見えてきたりしがちかもしれない。
あるいは、周りの目が気になって合わせてしまうこともあるかもしれない。
それは協調性があり柔軟性があるということなのかもしれないけれど
いつもただそうやって流されてしまうと、自分が本当に望むことが見えなくなってきてしまうかもしれません。
周りが言うことを何でもうのみにしないで自分で考え、感じる。
その、考え・感じる作業をはぶかないでいきたいものですね。
最終的に決める・選ぶのは自分。
「私は私、それでいい」
みんな違って当たり前なんですよね。
逆を言えば、この考え方がしっかりある子(人)は
自己中心的とか個性的とか言われやすいかもしれません。
そういう子は、「自分の心の声がしっかり聞けている子なんだなぁ」
ということですね。
といってもそれぞれ良い面悪い面は表裏一体ですし
どっちが良い悪いではなく、何事もバランスが大事ですが…
まさにそんなメッセージが描かれている絵本
『ストライプ』
「あなたの心の声、ちゃんと聞けていますか?」