石ころぼうや

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先日聞いた話なのですが…

ある男の子がいました。
その子は石が大好きで、いつもいつも石を探したり拾ったり…
石のことばかり考えて全然勉強をしないので
お母さんはどうしたものかと思い悩んでいました。

そんなある日

男の子は拾った石が何の石なのか調べていたのですが
どうしてもわからない石があったので
大学で石の研究をしている方に
「この石は何ですか?」
と手紙を送りました。

すると、なんと
「そんなに石が好きなら研究室に遊びにいらっしゃい」
と招待されました。

研究室へ行った男の子は
「大学へ行けば、ずっと石の研究ができるのか!僕は大学へ行く!」
と、猛勉強を始めたそうです。

子ども達にとって
いつ何がスイッチになるかわからないものだなぁと改めて感じました。

大人のものさしで一方的にジャッジしたり押し付けたりしないで
子ども達の中にある小さなタネに
いかに気づいて認めて育てていくか。

そこに敏感な大人でありたいなと私は思うのです。