5/27(水)に行ってまいりました。
テーマは「山脇ルネサンス」
最初に施設見学をさせていただきました。
山脇の売りはEI(イングリッシュアイランド)とSI(サイエンスアイランド)という施設です。
EIはおもちゃの街といった雰囲気。ここにはネイティブの先生が常駐し、基本的に会話は全て英語だそうです。
SIのほうが個人的には興味津々なものが多かったです。曰く、山脇短大を閉じた時に研究設備をこちらに移したのだとか。
PCにつないで画像をデータとして残せる顕微鏡がズラーっとありました。100台はあったでしょう。
山脇の先生も全く触れずにスルーして行こうとしていましたが、僕は見逃しませんでした。
なんと遠心分離器!!これはもはや中学・高校の設備ではないです!!
SIでの個人的なオススメは実験室に研究途中のものを広げたまま帰宅してよいというルール(授業ではなく、部活その他の許可された研究のみ)。これはまさに大学のゼミのような環境です。1日で完結できる研究なんてそもそも本格的な研究では存在しないのですから、このルールは学校の枠を超えた可能性をつくりだしてくれそうです。
肝心の説明会のほうでは、主にPBL(プロジェクトベースドラーニング)を推していました。改革を実行するにあたって、先生方が会議会議で時間ばかり取られ、改革がなかなか進まなかった時に「電子会議(*)」という手法を採用したそうで、その成功体験を教育に落としこんでいこうという方向性だそうです。
*電子会議・・・共有ファイル上で、新しい提案が思い浮かんだらいつでもどこでも記入できるシステムを利用した会議のこと
PBLと格好よく言ってみても、結局はどの学校でもやっているような、小グループに分けて、課題を与え、表面をなぞったような調べ学習をして発表。なんていう流れなのでしょうが、先生方の実体験に基づく手法を伝授するとなればそれはそれで効果的だと感じます。
受験情報としては、来年度から英語特別枠入試というものが新設されます。これは従来のものに追加して採用されたもので、単純に生徒数が20名増加することになります。
その他、細々とした説明はここでは省略させていただきます。
気になる方はお気軽に辻川までお問い合わせください。
山脇学園HP http://www.yamawaki.ed.jp/