今週はつるかめ算の問題を表にしていきます。
問題
コップを1つ運ぶと6円もらえます。しかし、1つ割ってしまうと6円はもらえず、4円支払わなければなりません。100個運んだところ560円もらえました。割らずに運んだコップは何個ありますか。
下のような表に1個あたりでもらえる金額と支払わなければならない金額を表の左に書き、ウソの欄にウソの個数を書き込みます。すると合計のもらった金額(ウソ)がでます。
割らずに運べたもの1個を割ってしまったものに取り換えると6+4=10円分合計金額が減ります。
また、ホントの金額は560円で、ウソの金額からホントの金額にするためには600-560=40円減らさなければいけません。
40円減らせるためには、40÷10=4個取り換えればよいとわかるので、割らずに運べたコップは、100-4=96個、割ってしまったコップは4個とわかります。
表にすることにより、それぞれの数が何を表しているかわかりやすくなりました。これで答えを取り違えることもなくなります。また、数の動きがイメージしやすくなったのではないでしょうか。算数では数の動きをイメージすることが大切です。表はこのように数の動きもわかりやすくしてくれます。