おっちょこちょいはなおらない

こんにちは。涼しくなりかけた東京ですが、また蒸し暑い日々ですね。
4年生、5年生は模擬試験お疲れ様でした。

復習・とき直ししてくださいね。
テストは自分では信じられないくらい集中していますよね。
せっかく集中して考えた問題です、解きなおし、復習による「そうだったのか」の定着効果は平常時の学習の10倍はありますよ。(10倍はノムラの感覚値)
模試をやりっぱなしで、かえってきた偏差値にわーわーいってるようでは先が心配です。
中学受験やら目先のこと以前に、見えない機会損失にはまり続ける人になっちゃいますよ。

模試・テストは効果的に利用しましょう。
模擬試験ついでに、よく、
「うちの子はおっちょこちょいでいつもケアレスミスが・・・」というお声をいただきます。
まず多くの場合、生徒自身、保護者の皆さんが「ケアレスミス」と捕らえているものは
ケアレスなミスではありません。単にわかっていないだけです。
ケアレスミスをスケープゴートやエクスキューズにしないようにすることが第一歩なのではないでしょうか。

一見ケアレスミスにみえるものの深層にある思考の誤りや単純な勉強不足に目を向けられないようではケアレスミスは直りません。
そもそも「おっちょこちょい」って直りませんよね。
大人の世界でもそうですよね。
ケアレスミスと、ミスの ちがいなんて本来ありません。
どんなミスでもやっぱり努力や注意力、訓練量がたりなかったというだけのことではないでしょうか。

ケアレスミスに悩む前に、
・ケアレスミスという響きに寄りかかっていないか、言い訳にしていないかを考える
・そもそもおっちょこちょいは簡単にはなおらないことを前提とし、その上で対策を考える
という姿勢が必要なのかなあと。
すみません。つまらないエントリーになってしまって。。。。
思いつくままに書いてしまいました。

PS 問題の読み違い対策として、問題文に線を引くというのをやりましょう。たとえば理科だったら、
「次のア~オのうち、夏の星座として適当でないものを選びなさい」
の選択肢の「夏の」「適当でない」の2箇所にぐりぐりっと。
読み違い間違いが多い人はこれだけでずいぶん違いますよ。