受験生の保護者はここからが大事

6年生の今ぐらいの時期になると、理想の到達点との距離に保護者はもちろん、生徒も気付いてくる頃です。焦りますね。
生徒がそういう意識を持ちはじめたら成長のチャンスです。
どれくらい足りないのか。どうしたら届くのか。試した方法はどのような成果があり、どのような反省点があるのか。追い込まれた状況だからこそ、頭がフル回転して、その経験は貴重な財産として残るのです。
〜ダメ絶対〜
保護者がこのプロセスを代行してしまうのは中学受験を台無しにします。親(依頼された塾の先生も同罪)が加工した無味乾燥な教材に何も考えずに取り組んで点数だけはアップする。そんな知識のドーピングで得られたものは入学式までには消えてしまいます。
4月からは全て自分で計画して勉強して行く必要性があります。どんなに「手厚い」と評判の学校でも同じです。
自分で計画する力のない生徒とある生徒。学校名など関係なく6年かけて大きく差がつきます。そういう意味で、受験生への大人の接し方はここからが本当に大事。
名門校の空気吸っていれば、自主性が身に付くと思っているのはいくらなんでも受験産業に騙され過ぎなのです。

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