文章を読むということ

こんにちは、右田です。

中学受験の国語では、昔から定番とされる文章がいくつもあります。
なかには、私が中学受験をした時にも読んだような文章もあり、懐かしいと思いながら授業をすることもよくあります。

文章の読み方に関して、子どもの頃と今でもっとも変わったなと思うのは、「文章を俯瞰し、文と文を有機的に結合して読めるようになったこと」ではないかと思います。

文と文の間には意味のつながりがあり、それをつなぎ合わせていくことで「文章の流れ」(論理)が作られます。
受験国語ではこの「文章の流れ」が理解できているかを問うために、説明を求める「~ということ」の問題と、理由を求める「~から」の問題が必ず出題されます。
文章を読むということは「~ということ」と「~から」を理解し、論理を構築していくことであると私は考えています。

国語は一朝一夕に点数がのびる科目ではないので、「~ということ」と「~から」を考えながら、論理的に読解する力を地道に養うことが大事ではないかと思います。