授業中の頭の中

人間は脳の数パーセントしか使っていないというのはよく言われていることですが、授業中にその数パーセントのうちどれだけを使っているかについては人それぞれ。

(1)とにかくどうでもよい発言を挟んで存在感を出したがるタイプ
(2)絶対にわかっていないタイミングで「あ〜、わかった!」と発言するタイプ
(3)周りの出来が気になってしようがなく、左右をちらちら見続けるタイプ
(4)自分の答えが合っているかどうかだけを気にし続けるタイプ

共通するのは、「出来ない」状態に耐えられない心の弱さ。これは、実力の伸長を引っ張る第一の要素なんですが、どうやら「個性」と呼ぶ方々もいらっしゃるそうです。
何度も書いていますが、まず自分が何が出来ないかを受け止め、見つめて、試行錯誤をする姿勢こそが最も大切。人間としてなどという大きな話しではなく、各科目の実力向上、もっと卑近な話しでは得点力向上においてもです。

テストの結果の報告を受ける時期です。塾の先生というのは、5年生までの得点は額面通りに受け止めません。短期記憶が問われている部分が多く、短期記憶というのは他人のフォローでどうにでもなるからです。結局追いつかなくなるフォローを続けて、自分で工夫する機会を奪わないで欲しいと願います。

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