みたび体調管理について

ここ一ヶ月ほどに血が黄色くなってしまいそうなほどみかんを食べている気がします。
竹村です。

前々回から寒さ対策を中心に体調管理について書いてきましたが、
今日はもう少し短期的な当日に向けての調整について書いて行こうと思います。

当日は朝早い時間から試験が始まります。一般的に朝起きてからきちんと目が覚める
までに2~3時間程度かかるといわれています。試験が朝九時からだとすると、
だいたい六時頃に起床する計画を立てている方も多いと思います。
しかし、起床時間を早い時間帯に動かすのは、結構体に負担がかかります。
何日かかけてその時間に起きることに慣れておくほうがよいと思います。

朝ごはんは、頭のスイッチを入れるための大事なエネルギーです。
糖分・炭水化物を中心にきちんと取る習慣を付けましょう。
これも、慣れていない人には逆に負担になってしまうこともあるので、
当日より前から慣らしておくとよいと思います。また、きちんと
とるといっても、食べ過ぎたり消化に悪いもので体調を崩してしまっては逆効果です。
受験中に脂肪分やたんぱく質、ビタミン等を大量に必要とするような場面は
まずないはずです。

睡眠時間については子供は一般的な成人より長めになるといわれています。
早め早めに就寝してきちんと確保しましょう。ただ、長ければ長いほど
良いというものでもないので注意が必要です。
例えば、成人では8時間半を超える睡眠は逆に体によくない可能性が指摘されています。
子供の場合は少し長くなりますが、それでも10時間を大きく越えるような睡眠は
おそらく長すぎます。九時間程度で個々人にあった長さを探すのがよいでしょう。

今回も目新しくないことばかりになってしまいますが、ぜひ気をつけて欲しいと思います。

最後に、やや異色ですが竹村の個人的に有効だと思っている本番への備え方を。
中学生の頃に部活動の先輩に教えてもらった方法です。
よく、「合格後の最高の状態をイメージするとよい」という話を聞きます。
竹村がよく使うのはその全く逆のイメージ。
「本番中これ以上ないくらい緊張している状態」をイメージいます。
例えば、知り合いもおらず、真剣な表情の受験生達が無言でひしめき合っている教室
の重たい空気中で何分もじっとしていて、心臓が飛び出しそうなほど緊張している
自分を何度もイメージします。そういうものすごく緊張した中で戦うイメージを
しておく。そうすると、実際にその場に行ったときに思ったほど緊張していない
自分に気がつきます。「想像したほど悪くなかった」と思えると、だいぶ気が楽になります。

きく人ときかない人の差が大きい方法ですが、よかったら試してみてください。

皆さんがベストの状態で最高の結果を獲得できることを心から祈っています。