変わるものと変わらないもの

九月もそろそろ終わりに近いというのに、なかなか
涼しいとは言い難い日が続いていますね。竹村です。

先日、友人に付き合ってにヨドバシカメラに新しい
デジタルカメラを買いに行きました。ここ数年同じカメラを
使い続けているので、新しい機種をチェックしたのも実に数年ぶり
だったのですが、いやはや技術の進歩のスピードにびっくりしてしまいました。

特に、数年前はあまりメジャーではなかった顔認識とそれに伴う新機能の
充実がすばらしく、例えばカメラの前で微笑むと自動的に写真を取ってくれたり、
撮影者がカメラをセットしてから被写体に加わると一人増えたことを
認識してオートで撮影したり、なんだか竹村もまた新しいデジタルカメラ
が欲しくなってしまいました。

最初期のデジカメが、弁当箱のようなサイズで、電池が30分程度しか持たなくて、
画像もぼろぼろに荒かったころを思い出すと嘘のようです。
今更ながら、世の中はめまぐるしく移り変わって行くなあ、と感じました。

ところで少し話は変わるのですが、その竹村が一緒にデジタルカメラを
買いに行った友人達は、小学校高学年からのずーっと続く付き合いです。
未だに小学生のころのように、ことさら理由がなくても集まって
ただただしゃべっていたりします。もちろんここ数年はなかなか
皆忙しくて以前ほど頻繁には会えませんが、それでも二三ヶ月に一度は
誰かしらと食事したり遭遇したりします。
世の中もお互いを取り巻く環境も刻一刻と変わっていくのに、
こちらのほうは結局あまり変わらないなあ、と思います。

生徒の皆さんが大人になるころには、きっとまた皆さんも予想が
つかないくらい色々なことが変わってしまっているだろうけれど、
もしかしたら皆さんの近くにあるものは、意外とまだ近くに
あるかもしれません。

変わっていくものはスマートに乗りこなして、変わらないものも
きちんと大切に出来る大人になって欲しいな、と思います。