夢の課外授業 ジャイアンツ 工藤選手

先々週の永井美奈子さん、先週の小久保選手につづいて
ジャイアンツの工藤選手を講師に招き、夢の課外授業に行ってきました。
今回は、品川区立京陽小学校での課外授業でした。
今回も授業前のインタビューと撮影・編集の担当です。
(夢の課外授業についてはこちら)
(パソコンテレビGYAO の
ライフ・教育チャンネルでも過去の授業の様子が視聴できます)
 

42歳の今も現役を続け、メジャーリーグ挑戦という夢に向かって絶えず
努力し、そしていつまでも進化に貪欲である工藤選手の授業でした。
授業は講演と野球教室の二本立て。
夢を持つことの重要性、夢を見つける方法、
工夫して練習することの意味等々、大人である我々が聞いても
大いにうなずける授業でした。
(工藤選手に会い、感動して泣いてしまった先生もいらっしゃいました・・・)
多くのメッセージの中で印象に残ったのが、
「自分で考えた結論にこそ意味がある」
というもの。
いろいろな人が、いろいろなことを言う中、そういったものから
自分で「これは」と思ったものを、自分で考えて判断してほしいと語ってくれました。
ここから考えたこと。
それではどうやって自分で考えて判断するのでしょう。
「そんなの生徒が成長の過程で身につける能力だ」と
一蹴する方もいらっしゃいます。
しかし、現実、幾多の過程を経て社会人となった我々が
そういった能力を身につけているでしょうか。
「情報を整理し、そこから結論を導く方法」というのは
確実に存在します。体系的に学ぶ機会が余りに少ないのが
現実です。
「自分で考えることが重要」と工藤選手のような
スター選手が言ってくれる前に、
考えるための技術を、
ロジムに来ている生徒には十分に伝えられているだろうか、
と、今一度立ち止まって考えるいい機会でした。
のむら