結局はツールではなく人の問題

こんにちは。竹村です。

ところで、この間総務相で通信に関わるお仕事
をされておられる方からお話を聞く機会がありました。

よく教室でも「先生先生~こんな面白い画像があるんだよー」
といった話をされて、「ええ~小学生がそんな簡単にそんな
情報にアクセスできて大丈夫なのかな~?」と思っていたので
非常に面白くお話を伺うことができました。

ここ数年の傾向では、未成年者がいわゆる出会い系サイトで
被害にあうことは減ってきて、代わりにSNSで被害にあうことが
増えているそうです。また、子供用の携帯電話にはフィルタリング
がつくのが当たり前になってきて、以前ほど不用意に子供が
有害情報にアクセスできないように整備が進んできているのだとか。

ただ、視野のひろいお話を聞いているうちになんとなく感じられたのは、
結局本当に危ないのは携帯電話だとかSNSだとかそういったツールでは
なくて、「人間」そのものなのだろうなあということでした。

きっとSNSでの被害が減少すればまたなにか別の手段で
アクセスしてこようとする人間が出てくるのでしょう。

結局「正しい知識を身につけて、自分の身は自分で守る」
というしごく当たり前のことを徹底するのが最も有効で安全なようです。

「立法や指導などで日々より安全で便利な環境づくりにつとめて
行きたいが、もっと親子で携帯電話やインターネットの利用法に
ついてきちんと話し合ってほしい。」

とおっしゃっていたのが印象的でした。

ロジム生も携帯電話でインターネットにアクセスしている子が
いっぱいいます。

完全に人からの受け売りで恐縮ですが、もしよろしければ一度
携帯電話やインターネットとどのように向き合っていくのか
親子で話し合ってみられてはいかがでしょうか。