新学期が始まって2週間。新しい時間割、難しくなった学習内容と増えた宿題に四苦八苦しながらも皆さん頑張っていることと思います。
急に難しくなった内容にびっくりしたり、疲れたり。保護者の方からご相談を受けることも多い時期です。
というわけでよく頂戴するご相談から。ご家庭でのフォローについて。
(1)低学年時の生徒は、授業内容の疑問をご家庭で解消しすぎないように。小学生にとって保護者の方以外の大人とのコミュニケーションは難しいものです。高学年時に気兼ねなく質問、相談できることを目指し、少しずつ質問をする練習をしていきましょう。特に、わかったふりをしてご家庭に疑問を持ち帰る傾向が強い生徒は、少しずつ慣れさせていかないとすぐに保護者の方にもわからないことを隠すようになります。
(2)とにかく体の健康管理。「家での宿題以外の勉強は何を?」「志望校対策は?」色々な心配がつきない6年生の保護者の方にいつもお願いするのが、徹底した健康管理です。休んでしまった週の内容が不得意なまま受験に突入する生徒は少なくありません。断言します。欠席が多い生徒の成績は明らかに伸び悩みます。厳しい言い方をすれば、どんな理由にせよ「勉強しなかった」ことには変わりないのです。
(3)とにかく心の健康管理。怒られて勉強が出来るようになった生徒を見たことがありません。「子供の頃、お母さんが勉強しろってうるさかったおかげで、成績が良かったよ。」などという大人にも会ったことがありません。「勉強をする」ことの主導権は親にも塾にもなく本人が握っています。少なくともお子様の学力を上げたいと考えるのなら「のせる」技術は必須です。模試の送迎で(たまに入試本番でも)けんかになっているなど話になりません。