寒さは日々ますばかりですね。時々ふっとあたたかくなる日もありますが、
基本的には太陽はつつましく北風に順番を譲っているようです。
6年生の受験ももう間近にせまり、体調管理がますます大事になるこのシーズン、
先週に引き続き我が家の防寒アイテムについてご紹介していこうと思います。
先週はもっぱら起きている間の寒さ対策について紹介していましたが、
今回は睡眠中をテーマにしようと思います。
睡眠中は活動のレベルとともに体温や唾液・涙などの水分の分泌量が
低下するので、寒さにも乾燥にもとても弱くなってしまいます。
風邪をひく時だって、「朝になったら風邪をひいていた」というパターンの方が、
昼間「あ、風邪ひいた」と気づくことよりずっと多いはず。
我が家で眠るときの必須アイテムは分厚い靴下です。できればスキー用靴下や毛糸の靴下
のように太い繊維でできていて、かつゆるくて締め付けないもの。
睡眠中の靴下に関しては「重ね着の法則」はあまり生きないようです。
二枚重ねると血流が悪くなってしまって逆効果だとか。
心臓から遠い位置にあったり、立っている間は黙っていても血がたまる位置にあったり、
そもそもデザインが少しきつめに作ってあったりすることなどが関係しているのだろうと思います。
昔フィンランドに旅行に行ったときにヘルシンキの港の市場でおばあさんが編んでいた
毛糸の靴下を買ったことがあったのですが、まるで長靴のように頑丈であったかくて
長年愛用していました。残念なことに片方がなくなってしまって今は使っていないのですが、
できればもう一度手に入れる機会がないものかと思っております。
寝巻きですが、こちらはかなり重ね着するようにしています。寝相が生来あまりよくないので、
布団はふとした拍子にはがしてしまって翌朝起きるまでそのままということも多々
あります。寝巻きに関してはさすがにふとした拍子にぬいでしまうことは
まずないので、万一布団がはがれても風邪をひかないようにかなり厚着をしています。
電気毛布はあまり使わないようにしています。これは特に根拠はないのですが、
どうも電気毛布を使うと翌朝体に変なコリがあるような感覚があって頭がすっきり
しないような気がします。ただ、これはあくまで竹村の主観です。有効な寒さ対策
であることは確かですし、好きな人はぜひ使うべきだと思います。
寝ている間にヒーターを付けっぱなしにすることもあまりしません。我が家の寝室にある
ヒーターは石油やガスで動いているわけではないので、全く空気中に水分を補給して
くれません。付けっぱなしにしておくとのどと目がカラカラになってしまいます。
それから、音も少し気になります。その代わり眠る前の2~3時間は「強」で
回しています。
これも、何がどのくらい気になるかやヒーターの種類によって使い分けれるのが
ベストだと思います。
また、夏場ほどではなくても睡眠中は水分が不足しやすいので眠る前の水分補給も
習慣づけておくとよいと思います。
こんなところでしょうか。
なんだかあんまり目新しいアイディアもなくてがっかりさせてしまったかもしれません。
しかし、健康の管理には当たり前のことを当たり前にやっておくことが一番の近道です。
それこそ帰った後の手洗い、うがいなど。
ベストの自分で挑みたいタイミングに合わせてベストの自分を保っていく、作っていくのも
ひとつの技術です。がんばりたいときにきちんとがんばれるようにがんばっていきましょう。