以前も少し触れたが、大人が考える「常識」について、子供は驚くほど知らない。大人にとって3年前はつい最近だが、子供にとっては遥か昔。小学生など、物心ついていないといっても過言ではない。
数年前はかなり有名だった田中耕一さんも、現在の小学生にとっては湯川秀樹と同じような歴史上の人物で身近な存在ではない。
まあ、これらを「常識」として知っておかなくてはならないのかという点では議論があると思うが、大人と子供の感覚は驚くほどずれていることは認識しておかなくてはいけない。
阪神大震災と関東大震災を混同する子供が出てくる時代になったのだ。