僕のうしろに道はできる

自主上映映画「僕のうしろに道はできる」を観てきました。

元 特別支援学校教諭の山元加津子さん(通称かっこちゃん)が、脳幹出血で倒れた元同僚を、回復を心から信じてサポートする様子に密着したドキュメンタリー映画です。

お医者さんからは、植物状態で余命3時間と宣告。

それでも、絶対に回復する。
そして、本人には感情も意志もあるはず!
と信じて、問いかけに対する小さなサインを探すことから始まります。

医学的なことはわかりませんが
映画の中で見せられる奇跡のような変化に
人間の力の可能性や
信じること
そして、行動してみることの大切さを感じました。

前例が無ければ
自分が前例になればいい。

そう
「僕のうしろに道はできる」

しびれました。

障害を持つ子ども達とずっと過ごしてきたかっこちゃんだからできたことかもしれないけれど
世の中には、どうしたらいいか知らない為に、あきらめられている現状も多々あるのだと思います。

知ること。
そこから新たな動きが始まりますものね。

そこで、1人でも多くの方に知ってもらう為に
白雪姫プロジェクト
というものを立ち上げたそうです。

今回は、映画の後に講演会もあり
かっこちゃんのお話もお聞きすることができ
介助の方法なども実演して見せてもらいました。

とってもピュアで優しさに溢れる素敵な方でしたよ。

こんなとき、ふと思い出す絵本があります。

どんなかんじかなあ/自由国民社
donnakanjikana.jpg

¥1,620
Amazon.co.jp

ラストは、ハッとする場面が待っています。

他人の気持ちはわかりません。

「どんなかんじかなぁ」と想像してみること。

人と関わるうえで、とっても大切なことだと思いました。