算数のテキストから廃止したい言葉です。
恐らく9割ぐらいの生徒が勘違いしているのではないでしょうか。
「3:2の逆比で2:3!」
なんて言う生徒は100%「逆比」の意味を勘違いしています。
逆比とは「比を逆にしたもの」ではありません。「逆数の比」です。どのテキストにも一応きちんと書かれています。
よって
「3:2の逆比」は「1/3 : 1/2」つまり「2:3」です。「3:2の逆比で2:3」なんてあっさり答える生徒がこのような過程をしっかり踏んでいるとは思えません。こういった勘違いは、「1:2:3の逆比」と言われて答えられない、もしくは「3:2:1」なんて答えることにつながります。