2/5、中学受験も佳境を迎えました。
多くの子どもたちが最後の1戦をするために各学校に向かっていきます。結果を残してきたからこそ本日の受験がある子と、思い通りにいかずに苦しみながら本日の受験を迎えた子とがいます。現実は後者のほうが圧倒的に多いですよね。
それにも関わらず、この日の応援でも深刻な顔をしたまま会場にやって来る子は意外と少ないという事実と、この日に一緒に来ている保護者さんたちはみな一様に過保護に見えるということ。この2つが意味するものは何だろう・・・と応援の帰り、電車の中で考えていました。
少なくとも親御さんたちが我が子を奮い立たせようと、あるいはリラックスさせようと努力していることは間違いないでしょう。そしてそれは大体において成功しているように見えます。親子の絆ってすごいなぁとつくづく思いますね。
國學院久我山はかなり珍しい男女別学の学校です。別学とは、クラス・授業は全く別々に行い、課外活動(部活・学園祭など)は一緒に行うというものです。ここに通っていた男友達の話から判断する限り、男子部は完全に男子校ですね。悪ノリしちゃったらたちが悪いあれです。女子部はどうなんでしょうか。
例年の第3回入試は、20名募集のところに200名以上の受験者が来るのが男子、同じく20名募集のところに100名程度の受験者が来るのが女子です。男子に人気があり、女子に人気がないというよりも、あの雰囲気ですから男子校だと思っている人が多くてあまり認知されていないのかも知れませんね。
本日のロジムっ子は昨日最後の最後まで頑張っていました。お母さまの話だと帰りの車のなかで、乗ってすぐに寝てしまったとのこと。こちらでやっているときは眠そうな素振りは全く見せていなかったのでちょっと驚きました。気を張って、体力も消耗しているのでしょう。あと少しだ。がんばれ。
本日の朝、もう来るだろうと思われているので、校舎に入っていくギリギリのところに立って、「あれ、先生がいないぞ」と思わせてやろうと目論んでいましたが、だめでした。集合時間10分前になっても姿が見えず、耐えきれなくなった僕はお姉ちゃん(この子もロジムっ子)にLINEでもう着いたのか聞いちゃいました。
集合時間の5分前に到着し、いつも通りの表情でこちらに来たものの、ちょっと真面目な話を始めた途端に表情が引き締まったように見えました。ちょっと成長したかな。できるだけのことをやっておいでと言って送り出しました。全力を出しておいで!!