さあ、2日目です。
1日のうちに結果を発表されない学校を受験した子どもたちは、結果が気になりながらも今日のこの時に集中しなければなりません。発表があった子どもたちは、「今日こそは!」あるいは「この調子で!」という気持ちを秘めて臨むのでしょう。
僕は2日の受験を、例年そのようなピリピリした形で迎えます。受験生本人でもないのに。ある意味1日よりも緊張しますね。
本日は渋谷教育学園渋谷中学校に行ってまいりました。
この学校は都心には珍しい共学の進学校です。1996年(だったかな?)に共学校として開校したのですが、前身となる学校が女子校だったため、「共学化」というイメージが強いようです。その頃の僕は・・・中学生!?なので知る由もないですが。
この学校を志望する理由を聞くと、ほとんどすべて「共学だから。」経営者に先見の明があったとしか言いようがありません。今では押しも押されぬトップ校です。
状況を見てみましょう。
今年度第2回入試の応募者は男子488名、女子380名、計868名(1/29時)となっており、募集人員は70名。ということは・・・。考えたくないですね。ただ、この学校の受験生は1日に御三家を受験している場合が多く、そのため学校も合格者を多めに出します。実質倍率4~5倍程度になるのでしょうか。
僕は何となく目覚め、無心で朝のルーティーンをこなし(慶悟をだっこするルーティーンができなかった!)、時計を見ずに渋渋まで向かったら、6:50くらいに着いてしまいました。集合時間は8:30。うん。寒い。
渋渋は前の歩道が狭いうえ応援の先生もかなり多いので、生徒を見逃す可能性があります。というか花道に並んでいたらまず間違いなく両側から来る生徒全てをチェックできません。なので、車道を挟んだ反対側に立って両側をキョロキョロと交互に見て探します。
しばらくすると車道(僕と学校のちょうど間)にゴミ収集車が停車。ハザードがついている。・・・。あ、もう1台来た。エンジン止まった。・・・。
必死ですとも。今日受験をするロジムっ子は2名。1名は確実に渋谷駅方面から来る。(聞いてないけど。)もう1名は・・・家から徒歩です。家の場所、知りません。→どっち側からくるか分からないんです。人の流れとは関係ないタイミングで来るかもしれないんです!!
先に到着した子は7:50頃、人の波のど真ん中で堂々と歩いていました。最近、質問を受けることが多くなってきた子なのですが、質問に来るときの困った表情と比べ、今日は、考え込んでいないスッキリした顔つきです。いいですね。充分に渋渋の問題を楽しんで来れそうです。
もう1人はというと、家がすぐそばなはずなので、ゆっくり来るとは思っていましたが、どちらから来るかが全く分からない。こんなに気を張って見張った(この表現がぴったりです)歩哨のような入試応援はあまり経験がありません。幸い、見えたタイミングですぐに気づくことができました。この子は1月末に体調を崩してしまい、そのタイミングから顔を見ていなかったのでものすごく心配でした。近づいて顔を見て、話をして。
今日の難関にしっかりぶつかっておいで。
まだまだこれから。さて、未来の主役たちのために頑張りますか!