見誤っているのは距離ではなく物事の仕組み

こんばんは。
マラソン滑走中のA君とB君の距離は現在100メートル離れています。
A君が前にいて、B君はそれを追う。
B君は1秒間に4メートルの速さで走るので、A君に追いつくにはあと、25秒(100÷4)!頑張れ!

って、違いますよね。
B君が頑張っている間にもちろんA君も頑張ります。下手したら25秒後には差は広がっています。
試験もこれと全く一緒で、みんなが頑張っている中で自分が少し手を抜いたら、実は差が広がるということを分かっていない人が多いかと。大抵の競争で、みんなが前進している環境で自分が立ち止まると、順位は自動的に下がります。

「私は順位なんて気にしない。だってオンリーワンだもの。」という方はそれはそれでいいのですが、哀しいかな世の中の多くの利得は集団の中の順位と相関性が高いです。

周囲との距離、そしてその距離を縮める戦略をきちんと考えることが全てのスタートだったりすることが往々にしてあります。