一般企業でツトメビトをしていたころに感じたことを一つ。
どれもがごもっともな事でも、言うことがよく変わる上司より、
たとえ多少間違ったことでも、主旨が一貫した上司のほうがずっと信頼できました。
昨日はA→Bの順でやるべきと言うのに、明日はB→Aが適しているという人より、
それが実は間違っていても、「いや、かならずA→Bでやるべき」という人です。
後者の人の場合、こちらも反論や質問がしやすいし、なによりやはり安心できました。明日方針が変わるかもしれないという懸念を持たなくていいからです。
塾講師や保護者の小学生へのアドバイスや指導にも当てはまります。むしろ一番大切なのではないでしょうか。間違いを教えるよりも、安易な変節の悪影響のほうがずっと大きいと感じる今日この頃。
主旨が一貫した間違いは、相手(小学生)がそれを指摘し、議論する場を生みますが、場当たり的なアドバイスは混乱しか生みません。
教室やご家庭での指導のコツ、忠実に、辛抱強くぶれないこと。かつ相手を信用すること。
一番大切なことかと。