【公開講座】　心情語・物語文の記述

ロジム公開講座

たった10個の心情語でぐんぐん書ける！
物語文の記述 入門編

【講座の概要】
本講座は、はじめて物語文の記述問題に取り組もうとしている生徒、取り組み始めたけれどもなかなか書けない生徒を対象としています。記述問題は書けてマルをもらうと、うれしくて好きになっていくものです。物語文の記述問題を好きになり、得意になるきっかけとなる講座です。
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第1回　【10個の心情語公開！】【書いてみよう①　基本形】 10/8(月祝)　11:00～13:00
第2回　【書いてみよう②　複合的心情など】　11/23(金祝)　11:00～13:00
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対象:小学校5年生・物語文が苦手な6年生　
　　　※「ロジスペ」はロジム生以外も受講可能な公開講座です。
申込:info2@lojim.jp もしくは 03-5646-5646 に受講希望の旨、参加回をご連絡下さい。
受講料:3,150円/回　（各回単発で申し込み可能）
【例題】
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（のびのび過ごさせてくれた大好きな父が入院してしまった「私」が幼稚園に通い始めるという文脈の中で）
「それまでもつれ放題だった肩の下まである長い髪を、母が毎朝くしですいて三つあみをつくる。ゴムで束ねるときの痛さで朝から泣き通しの私」とありますが、このときの「痛さ」には「私」のどのような気持ちが表れていますか」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　（平成23年フェリス女子学院中改題）
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この問題の典型的な誤答は次のようなものです。
Aさん：（白紙）
Bさん：きれいな三つあみを自分で編める習慣をつけてくれなかった母に対しておこる気持ち。
Cさん：きちんとした生活をつらく思う気持ち。
物語文の記述問題に対応できない要因は主に３つあります。
１つ目には、心情語を知らない、憶えていない、使いこなせないというのがあります。Aさんがこれにあたります。
取り上げられた登場人物の気持ちを正しく表現することばを身につけていく必要があります。
２つ目は、自分の感覚だけで書いてしまうというのがあります。Bさんがこれにあたります。
国語は感じたことを答えるのではなく文脈に沿って答えを１つにしぼっていく科目です。どのような心情になるかは文章が決めていきます。そこに注意を払わなければ正解にはなりません。
３つ目は、心情語は正確に出てきたが、要求されている字数を満たすことができないというものです。Cさんがこれにあたります。気持ちに至った経緯など書くべき情報を理解していない、または盛り込み方がわからないことが原因です。
本講座では、
① 基本的な心情語10個を取り上げ、具体的にどのような感情を表すのかを確認していきます。
② さらに、そのような心情を表すのに使われることの多い行動・会話・風景などから心情を読み取る力を具体的な作品を題材にして養います。
③ そして、文章中にあるその心情に至った理由を要約しつつ盛り込んだ、必要十分な量の記述答案の仕上げ方を学びます。
本講座は、はじめて物語文の記述問題に取り組もうそしている子、取り組み始めたけれどもなかなか書けない子を対象としています。記述問題は書けてマルをもらうと、うれしくて好きになっていくものです。物語文の記述問題を好きになり、得意になるきっかけになってくれればと考えております。
またこの講座は、10個でここまで書けたのだから、20個ならもっと書ける、30個知っていたら……というふうに物語文の記述を意欲的に取り組む姿勢を身につけるところにもねらいがあります。
※10個の心情語は講座の中で発表します。