4年理社の授業で
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個体も液体も基本的には温度が高くなると体積が大きくなり、
温度が小さくなると体積は小さくなる
しかし、水だけは例外!
温度を下げていくと4度以下では体積が増えていく。
身近な水はとても例外的な物質
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という話をしました。
(なぜ水が例外か、水素結合の話は今年はできずでした。いつかします。)
で、生徒の一人が 「水以外にはないの?そういうの」 というするどい質問。
授業中には「あったはずだけど忘れちゃったから調べとく」ということで先生の宿題にしました。
そして調べてみたところ、水以外にも4つあることがわかりました。
「アンチモン」「ビスマス」「ゲルマニウム」「ガリウム」
ゲルマニウムは怪しい健康器具のニュースや広告で聞いたことはある程度でしたが、それ以外は聞いたことないどころか、うまく読めないレベル。
で、それぞれウィキペディアを見ていたら、アンチモンの名前の由来が面白かったので紹介しますね。
豚にアンチモンを与えたところ(豚の体内の寄生虫を駆除する薬として働き)豚は丸々と太ったとのこと。そこで栄養失調だった修道士にアンチモンを与えたところ、その毒性で太るどころか死んでしまったとのことです。
それで
アンチ(反対する・抗する) + モンク(修道士) で アンチモン。
元素の名前ってミステリアスな雰囲気がバンバンでてますよ。
アインスタイニウムはもしやアインシュタイン?とか
レニウムとかストロンチウムとかプロトアクチニウムとか・・・
名前だけでもものすごいオーラを放ってますよ。
元素マニアな小学生ってどこかにいるんだろうなー。と、ふと。