フランスの人気脚本家ジャン=クロード・カリエールが書き下ろした、科学入門物語。
コンセプトは「数学ガール」に近いかな。内容はしっかり、しかも物語としても飽きない展開です。
以下アマゾンの紹介文です。
本書は、当代きっての脚本家が書き下ろした、アインシュタインとひとりの女性を主な登場人物としたドラマ仕立ての作品である。舞台は中欧のとある都市にある古い建物の中の書斎。科学に不案内と思われる女性がアインシュタインを訪ね、時間とは、光とは、相対性理論とは何か、そして現代宇宙論のことも教えてほしいと質問していく。、アインシュタインもたじたじ。この書斎は魔法のドア付きで、ドアを開ければ、ある時は満天の星、またある時はニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン…。映画的ともファンタジー的とも思える、もっともやさしい相対性理論入門、科学入門の本である。