ついにパリへ出発!世界へ飛び立て都立小石川ロケット班!

ロジム在籍生・橋本龍之介くんとロケット班の挑戦
ロジムに7歳のころから通っていた橋本龍之介くん。
彼が率いる都立小石川モデルロケット班が、ロケット甲子園で優勝。
6月19日・20日に、フランス・パリで開催される世界大会に日本代表として出場します。

※モデルロケットって何?という方はこちらの記事もどうぞ
【モデルロケットとは?競技のルールと世界大会の仕組みを詳しく見る】

ロジムでは、そんな彼らを詳しく深掘りするとともに、知られざる苦悩や世界大会に向けての軌跡を追って記事にしていきます。

▼出発の挨拶:橋本くん

ついに橋本龍之介くん率いる都立小石川モデルロケット班が、6月15日(日)、パリへ向けて出発しました!
当日、早朝の6時に羽田空港第三ターミナルに集合し、パリへ向けて旅立った一同。これから待ち受けるまだ見ぬ世界のライバルたちを夢見て出発しました。

空港には見慣れたロジ犬の姿も…!

 大会についてあれこれ思いを馳せながらも、この機会にパリの名所を巡ります。さすがは都立小石川モデルロケット班、観光にも抜かりはありません。

▼ルーヴル美術館

▼凱旋門、エッフェル塔

ルーヴル美術館に凱旋門、エッフェル塔やノートルダム大聖堂と名だたる観光地に足を運びます。
好奇心を重んじて遊ぶ時は遊ぶ、でもモデルロケットに携わる際は真剣に――。このようなメリハリのある姿勢が、チャンスを逃さずものにしてきた秘訣なのかもしれません。

▼ロジ犬も一緒に行動しています

パリでもロジ犬は一緒。彼らの行く末を見守ります。

もちろん今回の目的は観光ではありません。
目前にまで迫ったモデルロケット世界大会に向けて、最終調整を重ねます。
日本よりも比較的気温が低く、空気が乾燥したパリで飛ばすモデルロケットは、日本国内で打ち上げる場合と異なる挙動をする可能性があります。
先日の打ち上げでも入念に温湿度を記録し、考えを巡らせていました。
【6月8日の千葉大学グラウンドでの試射の様子はこちら】

現地到着後も、パラシュートの対空時間など、パリの気候に影響を受ける可能性のある箇所について、ギリギリまでミリ単位の調整を重ねています。

プレゼンも同様に準備を続けます。当大会の審査では4割を占めるこのプレゼン。
当日はパネルや差し棒を用いて、より本格的なプレゼンが可能になるということもあって、より正確かつ明快なものを目指して追求を続けます。

▼プレゼン準備の様子①

▼プレゼン準備の様子②

最後の最後まで、良いものにしようとし続ける姿勢に心打たれます。

6月19日(木)には、審査において4割を占める英語によるプレゼンテーションが行われ、そして翌20日(金)には、モデルロケットの打ち上げが予定されています。
数々の挑戦と試行錯誤を経て、ついにこの瞬間を迎えることになります。

本番が近づくにつれて、緊張や不安も大きくなることでしょう。
それでも、彼らは今、自分たちの力を信じ、仲間を信じ、そして支えてくれたすべての人たちへの感謝を胸に、世界の舞台へと歩みを進めようとしています。

それぞれの思い、そして日本の「日の丸」をのせたモデルロケットを空へ届けるために。
都立小石川モデルロケット班の挑戦は、いよいよクライマックスを迎えます。

この一瞬一瞬が、彼らにとってかけがえのない経験となりますように。
そして、これまでの努力と情熱が、実を結びますように。

私たちは、全力で挑み続ける彼らの姿を、これからも心から応援しています!