中学受験に強い子は読解力が違う|小学生からの鍛え方と家庭サポート

中学受験では、知識の有無だけでなく「問題文の意味を正しく読み取り、条件を整理して、考えて解く力」が求められます。
これは国語に限った話ではありません。算数・理科・社会でも、文章で示された条件や背景を読み解けなければ、正確な解答にはたどりつけません。

つまり、読解力はすべての教科に通底する“学力の土台”であり、早めに整えておくことが、中学受験の大きな差につながります。

読解力は、短期間の詰め込みでは伸びません。
読んで、考えて、言葉にして……という地道な積み重ねが必要だからです。小学校低〜中学年から日常的にトレーニングしていくことで、文章を「正確に」「構造的に」読み取る力が育っていきます。

高学年になってから急に受験対策を始めても、「そもそも文章が理解できない」状態では、本来の力を発揮できません。

興味と理解度に合った本を選ぶ

難しすぎる本ではなく、子どもが“自分で読めそう”と思える内容から始めましょう。
読み切る経験を重ねることで、語彙や文の型にも自然に慣れていきます。

音読で「文章の構造」に気づかせる

声に出して読むことで、接続語や文の流れに対する感覚が身につきます。
読みながら「この“しかし”は何をひっくり返しているのかな?」と問いかけるだけでも、論理的な読み方が育ちます。

読後の対話で「考える力」を引き出す

読書のあとは「どう思った?」「他のやり方もあったかな?」と問いかけましょう。
これは、読んだ内容を自分の言葉で整理し、“答えのない問い”について考える練習になります。
中学受験でも求められる「自分の頭で考える力」は、こうした日常会話の中で養われます。

ロジムでは、読解力を「文章の構造を分析し、論理的に理解し、必要な情報を選び取り、自分の答えにつなげる力」と定義しています。
これは、単に“読む”のではなく、論理的に考える力の出発点でもあります。

◎ロジムの読解力に対する考え方はこちら:
読解力はすべての教科の土台になる力

読解力を「国語の力」だけにとどめず、思考力・論理力と結びつけて指導することが、ロジムの特長です。

ロジムでは、ご家庭で取り組める教材として以下を出版しております。

また、ロジムの授業では文章の図式化・因果関係の整理・主張と根拠の読み取りなど、中学受験に直結する論理的読解力を体系的に指導しています。

ロジムでは、中学受験にもつながる「論理的に読む力」を低学年から育てる授業を行っています。
まずは体験授業で、読解力の基礎からご体感ください。

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