「最近、勉強が難しそう?」と思ったら読む記事|学力のつまずきを防ぐ方法

「最近、なんとなく勉強が難しそう」「あれ、内容を分かっていないかも?」
そんなふうに感じたことはありませんか?
多くの保護者が、「わからない」と子どもが言い出すまで様子を見てしまいます。しかし、実は“わからなくなる前”に気づけるヒントがあります。


1. 勉強の話をしなくなった

「学校どうだった?」と聞いても、反応が薄い。「楽しかったよ」ばかりで、具体的な内容が出てこない…。これは、勉強の話題が“避けたいこと”になっている兆しです。

2. 宿題にやたら時間がかかる

以前よりも宿題の時間が長くなっている、集中力が途切れている。これは「つまずいているかも」というサイン。

3. 説明があいまい/答えが感覚的

「なぜそう思ったの?」と聞いたとき、「なんとなく」「だってそうだから」と返ってくる。これは、思考の過程が言語化できていない状態です。


ロジムでは「論理的に考える力=ロジカルシンキング」を軸に、「なぜそう考えたのか」を自分の言葉で表現する練習を日常的に行っています。

  • 正解を出すだけではなく、「どう考えたか」を話すことが重要
  • 他者の考えを聞くことで、視点の違いに気づく
  • 思考のズレやつまずきを言語化し、講師と一緒に深掘りする仕組み

子ども自身が「自分の考え」を整理することで、理解の抜けや勘違いにも早く気づけるようになります。

【読解力って何?】読解力はすべての教科の土台になる力——ロジムが重視する「論理的に読む力」


◉ 「どうしてそう思ったの?」と聞く

理由を聞くことで、子どもの考え方が見えてきます。「合ってるかどうか」よりも、考えた過程を聞くことに意味があります。

◉ 「今日は何がわかった?」と聞く

学んだことをアウトプットすることで、記憶が定着します。また、話すことで“わかったつもり”がはがれ落ち、理解不足にも気づけます。

◉ 「どこで迷った?」と一緒に振り返る

ミスを責めるのではなく、気づきを促す声かけが大切です。「なるほど、そこで迷ったんだね」と共感することで、子どもも自分の思考に目を向けられるようになります。


  • 1問の答えに対して、複数の考え方を共有
  • 友達の意見を聞いて「なるほど」と気づける環境
  • 先生が「ズレ」を見逃さず、解きほぐす声かけを徹底

「わからない」が“学びの始まり”と捉えられるようになると、子どもたちは安心してチャレンジできるようになります。


子どもが「勉強がわからない」と言い出すころには、すでに理解にギャップが生じていることも。
日頃のちょっとした会話や反応から、つまずきのサインを読み取り、早めの対応ができると、学力の波にうまく乗ることができます。

ロジムでは、思考力を育む授業の中で、子どもの小さな“ズレ”を丁寧にすくい上げて指導しています。