
2025年以降、教育はますます「思考力」「表現力」「主体性」を重視する方向へと進んでいます。中学受験の有無に関係なく、すべての子どもたちにとって「自分の頭で考え、伝える力」が求められる時代がやってきています。
そんな中、注目されているのが“詰め込み型”ではない、新しい学び方です。今回は、近年の教育動向をふまえながら、「考える力」を育てるために必要な学びとは何か、ロジムでの実践例とともにご紹介します。
変わる教育、変わる入試|思考力・探究型へ
近年の中学入試では、いわゆる「知識問題」だけではなく、自分の考えを言語化する記述式問題や、複数の資料を読み解いて解決策を導き出すような「思考力問題」「探究型問題」が増えています。
これは中学受験に限らず、高校・大学入試、そして社会人としての資質にまでつながる動きです。
文部科学省が推進する「探究学習」もその一環。教科書の内容をただ覚えるのではなく、
- なぜそうなるのか
- 自分ならどう考えるか
- 他の意見とどう違うのか
といった視点を持つことが求められています。
中学受験しない家庭にも求められる“考える力”
「うちは中学受験をしないから、難しい問題に触れる必要はない」と思われる方もいるかもしれません。
しかし実際には、
- 学校の授業で出される応用問題
- グループディスカッションやプレゼン課題
- 将来の進路選択や社会での判断力
など、どの子どもにも“考える力”が必要とされる場面は確実に増えています。
特に2025年以降の学習指導要領では、探究的な活動や、自分の考えを深めていくプロセスが重視されており、受験の有無にかかわらず「思考力」「表現力」「問題解決力」がカギとなります。
ロジムの学び|初見の問題を解く力を育てる
ロジムでは、「初見の問題を解く力」を育てることに特化しています。その鍵は、ロジカルシンキング(論理的思考)です。ロジムではこれを独立科目として設け、また算数、国語、理科、社会のすべての授業に取り入れることで、論理的思考を自然と身につけられるようにしています。
ロジカルシンキングとは、問題を要素に分解し、仮説と検証を繰り返して因果関係を考える手法です。「なんとなく」で答えるのではなく、論理を積み重ねていく力が養われます。
多くの小学生がすぐにあきらめてしまう“初見の問題”は、実は「基本問題の組み合わせ」に過ぎません。ロジムではこの構造を理解させるために、分解や仮説思考のトレーニングを行い、未知の問題を既知の知識で解きほぐす力を育てています。
【読解力って何?】読解力はすべての教科の土台になる力——ロジムが重視する「論理的に読む力」
家庭でできる「考える力」の育て方
学校や塾だけでなく、家庭でも「考える力」を育む工夫は可能です。たとえば:
- 子どもの「なぜ?」を大事にする
- すぐに答えを教えるのではなく、一緒に考えてみる
- 今日の出来事について「どう思った?」「なんでそう思った?」と問いかける
- ニュースや本の内容について感想を言い合う
こうした日常のコミュニケーションが、思考の土台になります。
【家庭でできる】小学生の算数苦手克服術|図や絵で“見える化”する学び方
まとめ|これからの時代に必要な「思考力」を育てるために
暗記だけでは通用しない時代、必要なのは「考える力」と「伝える力」。
ロジムでは、思考力・表現力・探究力をバランスよく育てるカリキュラムを通じて、どんな進路にも対応できる“本物の学力”を身につけることを目指しています。
受験をするかどうかにかかわらず、今身につけておくべき“考える力”。
ぜひ、ロジムの授業でその一歩を体験してみてください。
ロジムでは、学年や目的に応じた最適な授業を体験いただけます。
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