
「言わないと全然やらない」「受け身で困っている」——そんな悩みを抱えるご家庭は多いのではないでしょうか。子どもが自ら学ぶようになるには、「勉強=やらされるもの」ではなく、「自分ごと」として捉えられるようにすることが鍵です。
この記事では、ロジムでの実践を交えながら、子どもが主体的に学ぶようになるための視点と家庭でできる声かけや工夫を紹介します。
なぜ「自分ごと化」できない?受け身な子どもの特徴
ロジムでも、入塾当初は「言われたことはやるけど、それ以上はしない」「自分の考えを言葉にするのが苦手」という子どもたちが少なくありません。
このような子には以下の傾向があります
- 指示があるまで動かない
- 分からなくても質問せずに止まってしまう
- 自分の考えや疑問を口にする習慣がない
これらはすべて、「学びが自分ごとになっていない」状態のサインです。勉強を外から与えられたものとして捉えているため、指示待ちになりがちで、自分の頭で考える経験が不足しているのです。
主体的な学びを生むロジムの工夫
ロジムでは、「考える力=自分の頭で整理し、言葉にする力」と捉え、どの教科でも“自分の考えを言語化する”ことに重きを置いています。
◎ 途中式や考え方を説明する習慣
「どうやってその答えにたどり着いた?」と尋ねられる場面が日常的にあります。正解・不正解よりも、「自分で考えたか」「考えたことを伝えられるか」が重視されるため、自然と「自分の思考を主語にして話す」姿勢が育まれていきます。
◎ 発問やディスカッションのある授業
ロジムの授業では「あなたならどうする?」「違う視点ではどう見える?」といった問いが繰り返されます。自分の考えを持ち、他者の視点と比べて整理する経験を積むことで、学びに主体的に関わる態度が身についていきます。
家庭でできる「自分ごと化」のサポート
家庭でも、少しの工夫で子どもが勉強に主体的になるきっかけを作れます。
1. 今日の勉強を「感想」で終える
「今日、何をやったの?」「どんなことを考えた?」と問いかけることで、「やらされる勉強」から「自分が考えたこと」として記憶に残りやすくなります。
2. 自分で目標を立てさせる
「今日はどこまでやる?」「次のテストまでに何をやる?」など、親が決めるのではなく、子どもが選んで進める習慣をつけることで、学習へのオーナーシップが育ちます。
3. 家の中に“伝える場”を作る
「今日の算数、こんなやり方だったよ」「調べたことをまとめたから聞いて」など、家庭内で発表の場を設けると、「勉強=自分の知識を人に伝える行為」と捉えるようになります。
「自分で考える子」を育てるには
「自分ごととして学ぶ」ことは、成績のためだけでなく、将来社会に出たときに必要な「自ら課題を見つけ、考え、解決する力」にもつながります。
ロジムの授業では、問題の答え以上に「考えた過程」を重視し、「分からない」からこそ考える力が育つという姿勢を大切にしています。
一人ひとりの思考のプロセスに寄り添いながら、「学びが自分ごとになる」経験を積み重ねていくのがロジムの指導です。
無料体験授業、随時受付中
お子さまが「受け身な学習」から脱却し、「考える力」を楽しく伸ばしていける環境をお探しの方は、ぜひロジムの体験授業へご参加ください。