【読解力って何?】読解力はすべての教科の土台になる力——ロジムが重視する「論理的に読む力」

学習において「読解力」は国語に限らず、算数・理科・社会といったすべての教科で必要とされる力です。特に中学受験では、長い問題文を正確に読み、条件を整理し、解答に結びつける「論理的に読む力」が問われる場面が増えています。

これは単なる国語の能力ではありません。情報を読み解き、自分の中で筋道を立てて理解する力は、あらゆる学びの場面で土台になります。読解力は中学受験でも力を発揮する学力の基盤であり、単なる暗記に頼らない「考える力」を支えています。


ロジムでは、読解力を「文章の構造を分析し、論理的に理解しながら、必要な情報を選び取り、自分の答えにつなげていく力」と捉えています。つまり、ロジカルシンキングを活用しながら、読み取った情報をもとに思考を進める力そのものです。

文章の内容を理解するだけでなく、文と文のつながりや、筆者の意図、前提や根拠を見抜いていく力は、単に読む力ではなく「考える力」でもあります。


どの教科でも、問題文を読み取る力がなければ、正確に問題を理解することができません。たとえば、算数の文章題では条件を整理する力、理科では手順や結果の因果関係を読み取る力、社会では情報の背景や流れを理解する力が求められます。

このように、読解力はすべての教科に通底する基礎力として、学力の質を大きく左右します。さらに、読解力は将来的に社会に出てからも役立つ力です。複雑な情報を読み解き、相手の意図をくみ取り、自分の意見を構築する力は、あらゆる場面で求められます。


読解力を高めるには、ただ本を読むだけでは不十分です。以下のような力を意識的に育てていくことが大切です。

  • 接続詞や文構造に注目して読む
  • 筆者の主張や意図を考える
  • 情報を整理して要約する
  • 他者の意見に対して自分の考えを持つ
  • 「なぜ?」を問い直す習慣を持つ
  • 文章を図や表にして整理する

こうした学びの積み重ねが、「読む力」から「考える力」へとつながっていきます。


学習塾ロジムでは、低学年のうちから「論理的な読解力」を鍛える授業を実施し、多くの実績を上げています。特に「ロジカルシンキング」のカリキュラムは、文章の構造を分析し、論理的に理解する力を育むことを目的としており、これが読解力の向上につながります。

一生モノの思考力を身につけるロジカルシンキング
▶︎低学年クラス(1〜3年生)
▶︎高学年クラス(4〜6年生)

このような学習を積み重ねることで、子どもたちは単に文章を読むだけでなく、意味を正確に捉え、適切に解答へ結びつける力を身につけることができます。論理的な読解力は、中学入試のみならず、その後の学習や社会での活躍にも大いに役立つスキルです。

たとえば、文章の構造を図式化して理解する練習や、情報を漏れなく整理するMECEの考え方、問いに対して「なぜそう思ったか」を自分の言葉で説明する力など、論理思考をベースにした指導を展開しています。こうした取り組みにより、子どもたちは読解力だけでなく、思考力論理的な表現力も養っていきます。


ロジムでは、ご家庭でも取り組める教材として『ロジカルキッズワーク』や『難問ドリル』シリーズを出版しています。

特に『難問ドリル』は、算数の文章題を通して読解力と論理的思考力を同時に鍛えることができる問題集として、ご家庭での学習にもご活用いただけます。

▶ ご家庭で使えるドリルの紹介はこちら: 読解力を鍛えて難しい問題が解けるようになる問題集「難問ドリル」活用法

▶ 低学年から始められる読解トレーニング教材『ロジカルキッズワーク』はこちら: ロジカルキッズワーク新刊のお知らせ


読解力は、単に文章を読み取る技術ではなく、「思考の起点」となる力です。ロジカルシンキングを活かして、情報を読み解き、理解し、考えを深める。そんな力を育てることが、これからの学びにおいてますます重要になっていきます。

ロジムでは、こうした力を授業・教材の両面から支えています。読解力をしっかりと育て、どの教科にも通用する「考える力」を一緒に伸ばしていきましょう。