
「計算ミスが多い…」「ケアレスミスさえなければ点数が上がるのに…」
そんな悩みを抱えているご家庭も多いのではないでしょうか?
計算ミスは単なる**「不注意」** ではなく、思考のプロセスが整理できていないことが原因 である場合がほとんどです。
ロジムでは、計算を「速く」「正確に」解くことよりも、「なぜそうなるのか」を理解すること を重視しています。
今回は、家庭でできるトレーニングを通じて、お子さんが 「正しく考え、正しく答えを導く力」 を身につける方法をご紹介します。
計算ミスが起こる原因とは?
まずは、お子さんがどのような計算ミスをしているのかを確認しましょう。
ミスの種類を知ることで、その対策をより効果的に進められます。
1. 計算手順の理解不足
・ 計算のルールや順序を勘違いしている
・ 分数や小数の扱い方があいまい
→ ミスを防ぐためには、「なぜこの順番で計算するのか」を自分の言葉で説明する練習が大切!
2. 途中の計算を暗算で済ませる
・ 途中式を書かずに解いてしまう
・ 頭の中で処理するうちに数を間違える
→ 暗算に頼らず、考えを「見える形」にすることで、論理的に整理する力が養われます!
3. 速さを意識しすぎる
・ 早く解こうとして雑になる
・ 問題を最後まで読まずに計算を始めてしまう
→ 「速さ」よりも「正確さ」を意識し、1問1問丁寧に取り組むことが大切!
4. 文章題の情報整理が苦手
・ 問題文の数字を見て、適当に計算を始める
・ 必要な情報を整理しないまま解こうとする
→ 文章の状況を図や表にまとめる習慣をつけることで、思考の整理がスムーズに!
家庭でできる!計算ミスをなくす簡単トレーニング
1. 「考え方を言葉にする」習慣をつける
ロジムの授業でも大切にしているのが、「説明すること」 です。
ただ計算をするのではなく、「どうしてこの式になるのか?」 を言葉で説明する習慣をつけましょう。
<トレーニング方法>
- 計算問題を解いたら、「なぜその式になったのか」 を親に説明する
- 「他の方法で解ける?」と問いかけ、別のアプローチを考えさせる
- 図や線分図を描きながら、情報を整理する習慣をつける
→ 自分の言葉で説明できるようになると、理解が深まり、計算ミスが減ります!
2. 「ミスノート」で自分の間違いを分析する
ロジムでは、「間違えた問題を放置しない」ことを大切にしています。
計算ミスをしたときに、どこで間違えたのかを振り返る 習慣をつけることで、同じミスを繰り返さなくなります。
<トレーニング方法>
・ 間違えた問題をノートに書き出す
・ 「何が原因だったのか?」を自分で分析する
・ 「次はどうすればミスを防げるか」を考え、対策を書く
→ 「ミスの原因を理解すること」が、計算力向上のカギ!
3. 「ゆっくり・正確に」解く練習をする
「計算スピードを上げる」ことばかり意識すると、かえってミスが増えてしまいます。
最初はゆっくりでもいいので、正確に解くことを習慣化しましょう。
<トレーニング方法>
・ 1問1分を目安に、焦らずに計算する練習をする
・ 解き終わったら、「逆算」をして答えを検算
・ 計算の途中で「本当にこれで合っている?」と考える習慣をつける
→ 「速さ」よりも「正確さ」を重視することで、計算ミスが大幅に減ります!
4. 「視覚化」して問題を整理する
算数の文章題では、数字だけを追って計算するとミスが増えます。
図や線分図を活用することで、状況を整理する力 を身につけましょう!
<トレーニング方法>
・ 文章題の問題を、線分図や表にまとめてみる
・ 計算を始める前に、「何を求めるのか」を整理する
・ 「エニスル」の考え方 を取り入れ、問題を図に表す
→ 「視覚的に整理する力」がつくと、計算ミスが激減!
まとめ:計算ミスを防ぐには「考える力」を育てることが大切!
計算ミスをなくすためには、ただ計算練習を繰り返すだけでは不十分です。
<今日からできる!計算ミス防止のポイント>
・ 考え方を言葉にする習慣をつける
・ ミスノートで振り返りをする
・ ゆっくり・正確に解くトレーニングをする
・ 視覚的に整理して解く力を育てる
ロジムでは、計算のテクニックだけでなく、「なぜこの答えになるのか?」を深く考え、説明できる力を育てることを重視しています。
◆計算力だけでなく、思考力を鍛えたい方は、ぜひロジムの授業を体験してみてください!