小5の初回授業には、「素因数分解とその応用」がありますね。
完全に「数」学の範囲で、身近なものではないので苦手な生徒もすくなくありません。
(1)約数の個数を求める
4年生で学んだ場合の数の「積の法則」を理解していなければ、全く対応出来ないはずです。
12=2×2×3から、2の選び方は0個か1個か2個の3通り、3の選び方は0個か1個の2通り、よって6通り
の考え方を完全に理解することを目指しましょう
(2)〜で何回割れるのか?
素因数分解の意味を理解していないと応用に対応できません。
3で割れる・・・3の倍数、9の倍数、27の倍数・・・・を調べる
だけでなく
6で割れる、10で割れる(頻出)、12で割れるなどにも対応できますか?
(3)約数が〜個の数は?
(1)を完璧に理解していて初めて考えられます。約数が3つ=同じ素数を掛け合わせたもの という暗記ではダメですよ。
(4)約数の和
分配の法則(小学校でもしっかり教えるようになっています)を理解しているのであれば、有名な公式を楽しんでもらいたいものです。