小5の夏期テキストより

小5の夏休みのテキスト「速さ」に載せてある灘中の過去問です。

A地点からちょうど10kmはなれたB地点まで,甲は歩いて,乙は甲が出発してからちょうど1時間後に自転車で甲を追い,ちょうど同時にBに着きました。甲ははじめ1時間に5kmの速さで歩いていましたが,途中から1時間に4kmの速さに速度を落としました。自転車は1時間に8kmの速さでしたが,途中で10分間自転車をとめていました。甲が速度を4kmに落とした地点は,Aからどれだけの地点ですか。また,乙が自転車をとめて用事をしている間に,甲が乙のそばを通ったとすれば,その地点はBから何km以内の地点でしたか。

前半の「速さのつるかめ算」は基本中の基本中の基本。
今回の議題は、後半の問題。
「甲が乙のそばを通ったとすれば」,その地点はBから何km「以内」の地点でしたか。
括弧内の2つは、おそらく算数の問題の中では見慣れていないでしょう。
しかし、情景をしっかり考えられる日本語読解力があれば、テキストの基本問題以下です。
小学生の算数の基本は、問題文で与えられるかなり具体的な設定を正確に把握することです。

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