2025入試応援レポート~2/10 中央大学杉並高等学校

いよいよ東京都の私立高校入試が解禁となりました。この数日の結果から都立高校の受験校を変更するか、出願した学校を予定通り受験するかが決まってくる方も多いでしょう。ここから3~4日間、頑張ってほしいと思います。

東京都の私立高校入試制度には併願優遇制度というものが存在しています。これは、高校側が定めた中学校での内申点基準を上回っていれば使用できる制度で、あらかじめ合格がほぼ決まった状態で2/10~13の入試を受験するという仕組みです。

中央大学杉並高等学校(以下、中杉)は、併願優遇制度を採用していない学校の1つで、このことからも私立高校の中では非常に人気のある学校の1つであることがうかがえます。

私立高校が第一志望の方もいるでしょうが、多くの受験生は以下のような流れの受験パターンを決めていきます。

  1. 併願優遇制度で確実に1校確保
  2. 私立第一志望校群の決定
  3. 上記結果によって都立受験校を最終確定

この中で中杉の受験における立ち位置を考えると、確実に私立第一志望校群となってきます。都立高校の志願変更は2/12となっており、2/11までの受験の結果を踏まえて検討されることになるため、「中杉に合格できたら都立の受験校はこのまま〇〇高校」という心構えで試験に臨む方も多いのではないでしょうか。

ロジムからの受験生は第一志望が都立最難関校、第二志望が私立最難関校。中杉を合格できていたら志望している都立高校を受験できるという状況で、負けられない(負けたくない)勝負です。

中杉は合格者発表を終えてから入試データを公表しているため、今回の出願者などはまだ分かりませんが、昨年度入試のデータを見ると、受験者956名のところ合格者は312名で、実質倍率が3.1倍となっています。年々実質倍率が上がってきており、昨年度入試でついに3倍を超えました。この3倍という倍率は高校入試の中では非常に高いと感じられる数値です。

この壁を乗り越えてイメージしている将来の自分に一歩近づいていきましょう。