2025入試応援レポート~2/6 慶應義塾志木高等学校

中学入試に引き続き、高校入試が本格化していきます。

東京では2/10から高校入試が解禁となります。私立高校の難関校と言えば早慶附属校です。これから激戦が始まっていくのですが、その初戦となるのが2/6の慶應義塾志木高等学校です。

首都圏にある早慶附属校の中で、埼玉県の慶應志木、早大本庄は2/10以前に入試が行われ、他校との日程の重複がないため多くの受験者が集まります。

本日ロジム生も参戦する慶應義塾志木高等学校は、慶應義塾獣医畜産専門学校が前身で、1948年に慶應義塾農業高等学校として開校、1958年に慶應義塾志木高等学校となりました。1964年には「農芸」と呼ばれていた授業が廃止となり、獣医畜産の流れはなくなりましたが、現在も広大な敷地を利用した自然体験や有志による実習農場などが行われています。

1学年の人数はおよそ250名で、慶應の附属校としてはかなり小規模で、学校のホームページでもこの人数が特長として挙げられています。

進路については、ほぼ全員が慶応大学へ進学しその内訳は、医学部が5~8名、理工学部が27~50名、経済学部が70~80名、法学部が70~80名、商学部が20名前後(数年に一度60名程度)、文学部が10~20名、そして薬学部・総合政策学部・環境情報学部が若干名となっています。

私の経験から、志木校の志望者は比較的に理数系へと進んでいきそうな方が多いのですが、進路を見るとそこまででもないようです。

合格発表は2/10なので、結果が出るより前に他校の入試があります。各々今回のテストで見つけた弱点をパパっと克服し、この先の受験校へと気持ちを切り替えて対策を続け、”三日会わざれば、刮目して見よ”を体現していきましょう。

1次試験を無事通過した場合、2次試験は2/11です。この2次試験ですが、過去の経験からほぼ確実に1次試験の結果を含めて選考されていると言えます。1次試験をギリギリ通過したような得点だった場合には、2次試験の合格がかなり難しいようです。2/11に志望順位が高い学校の入試がある場合には、志木校の2次試験に行くか他の学校の試験に行くかを決定するためにも、1次試験の自己採点をある程度正確にしていきたいところです。