小さな疑問で大きく成長

昨晩、ある定理についてわからない所があり何時間か考えていました。3冊の本に書かれている微妙に違う証明を見比べながらその疑問を解消しようとしていたのですが、いつのまにか寝てしまいました。

現在朝の7時30分。友人からの間違い電話により起こされてしまったのですが、なぜか突然その疑問が解消されました。非常に当たり前のことに悩んでいたのですが、悩んだ過程で確実に進歩したと思えるうれしい瞬間でした。

先日図書館で借りた本の中に「どんな事柄であれ、予備知識のあまりない人にも理解できるように説明出来ない事柄は、われわれはまだ本当には理解していないのだ」とありましたが、一人で考えていると結構当たり前すぎることに悩むことが多く、しかもそこから学ぶことは多かったりします。
本や先生が当たり前だと見なしていることを、自分も当然理解しているように錯覚してしまうことは少なくありません。
本を閉じて、書いてあった内容を自分ですらすらまとめられるようになることを目指すと、自分の理解していない所がすぐにわかるので良い勉強法だと思います。

何年か前に、前の週の授業のまとめを毎回数分間で何も見ないで発表してくれる生徒がいましたが劇的に出来るようになっていきました。

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